美味しい簡単!さごしの生ずし🐟
さごしは鰆(さわら)の幼魚です。
今日のは鴨川産です。鰆は魚に春と書きますが本当に脂が乗ってて美味しいのは秋から冬です。
漢字の由来は春になると産卵のために沿岸へ近寄りに来て人目につきやすい事から春を告げる魚という意味らしいです。
きずしとは関西の方の言い方でしめ鯖のさごしバージョンの事です!
今日のさごしは鮮度も良く皮も柔らかいためこのまま刺身にして食べても美味しいのですが一手間加えた料理にしました。
さごしを3枚に卸して塩を当てて1時間程そのまま置いて置きます。
そうすることですると身から余分な水分がでて魚の臭みが抜けて出て来ます。水分は捨ててさごしの身を洗って水分を拭き取ります。
水と酢を半分ずつの漬け汁を作り昆布とスライスした柚子を入れて40分待ちます。
その後漬汁を捨ててざるで水を切るか斜めに傾けて置いておくとさらに余分な水分が出て来ます。
さらに1日そのまま寝かせる事で酢が馴染み美味しい柚子の風味がするきずしの完成です!
骨を抜いて刺身にする時に皮目に包丁目を入れるとさらに食べやすくなります!作業自体は簡単なので是非作ってみて下さい!
また刺し身にする前に薄く皮目に塩をして皮だけ炙ってあげると凄く美味しいのでおススメです!
1番のポイントは最初の塩の締め加減です。
いろいろ試して自分好みの逸品に仕立ててみて下さい!